尾澤瑞樹ピアノ教室

東京都町田市玉川学園のピアノ教室です。ホームページはhttp://ozawamizuki.web.fc2.com/

ピアノ椅子修復完了

レッスンで使用していると痛みが早いのか、想定外に突然椅子が壊れたりします。
8年の間で、手にした椅子は実に5脚目。

最初は昔から使っていたもの。ある時『バキッ』という音と共に横板に亀裂。
幸い友人が『うちに余ってるのがあるからあげる!』と言ってすぐさま送ってくれました。

その後、もう少し座面の厚みが欲しいと注文した安価な椅子は、高さ調整のハンドルを子供達が座ったまま回してしまい、購入から3ヶ月でネジ山がずれて高くすると斜めに...

不安定なものでは弾きにくいので、『コンサートスツール』と銘打っていたものをすぐさま注文したら、大きさや頑丈さは良いものの、座面がかなり柔らかい。柔らかすぎて腰がおかしくなりそう。

短期間に2脚も購入して、どちらもイマイチだったので、何なら良いのか迷ってしまい、結局ネジ山がずれた椅子と、座面が柔らかすぎる椅子でしばらく頑張っていました。
が!大変ありがたいご縁で、なんとアンデクジンガーの椅子が我が家に!!!

それからはもっぱらこの高級スツールでレッスンをしておりましたが、2台ピアノの時は今までの難アリ椅子を使うため、座り心地も悪いし見た目も悪いし。

というわけで、座面張替を頼んでみました。
高さ調整は正常だけど座面が柔らかすぎるコンサートスツールタイプの張替
before。


座面が柔らかいため、半年で破れが発生。

after。


張替ついでに色を変えて、クッションをかたーくしてもらいました。
ははは、派手。シマシマ。

椅子の座り心地は大変重要ですね。皆様お好きな方の椅子でどうぞ。



※新規にお問い合わせをいただいている皆様、新年度のスケジュール調整にもうしばらくお時間を頂戴いたします。お待たせして申し訳ありません。

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  1. 2017/05/20(土) 17:19:21|
  2. 日々のレッスンから

月曜ソルフェージュ

本日からソルフェージュクラスに新たなメンバーが入りました。
実はこの夏からピアノが2台になりまして(そのご報告はまた今度)、三人を想定して机を作り替えたのですが、四人となるとまた話が違いまして、以前の机を引っ張り出して、狭い空間にデカイ机が二つになります。
ピアノを境に左右に2名ずつ座ることになるので、私は右へ左へ。ちょっと疲れます。

さて、最近このソルフェージュクラスは楽典のお勉強を進めておりました。といってもまだまだ初歩的内容ですが、そのせいで新曲視唱や聴音が少な目になっていたので、今回は楽典はパス。

毎回新曲視唱も聴音もほぼ自作品ばかりなので、たまには市販の一般的課題もやらせてみようと、新曲視唱は桐朋の教材を出してみました。
んーーーーーなんか懐かしい。この「この音程とりにくいでしょ?あっここはリズムの引っかけね」みたいな課題の数々。
算数の計算ドリルみたいな、ひたすら形を覚えるようなこれらが、子供たちにとってはもしかしたらわかりやすく分類されたものなのかもしれないけれど、僕にとっては面白くないものに感じてしまう。

そんなことを思いながら、ふと高校時代の和声の授業を思い出しました。
バス課題を解いていた頃なので多分一年生かな。採点をしてもらうため課題を解いては先生のもとへ行くわけですが、そのときのある先生のこの言葉が大好きでした。
「理論的には間違っていないけど、美しくないからダメだね。なんでこんな音の流れになるわけ?」
生徒の解いた課題を美しさで判定する。ほにょほにょとした口調で、ザクッと否定してくるこの先生の課題はとても音楽的でした。
一方で「これは美しく響くけれど、今はまだ使ってはいけないことにしている理論だからもうちょっと考えて」と、美しければなんでもOKなわけでもなく、ある制約の中で探していく面白さも同時に知ることができました。

.....話がそれました。
そう、だから今日の新曲視唱はさらっとおしまいにして、聴音。
こちらは自作で。和声的なニュアンスや対旋律を含む曲を両手で弾き、そこから主旋律のみを書く。余裕があれば和声も考えてみる。そんなことをやってみました。
あえて主旋律と対旋律を紛らわしいところに置いてみたら、見事!その2声を聞き分け.....

られない( ´△`)

工夫して弾いてみたり、ちょいちょいヒントを与えて、やっと聞こえてきたみたい。
旋律に対するセンスをもっと磨かないといけませんね。対旋律もあまりはっきりわかっていないようだし。
うむ、次回どうやってみようか。。。

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  1. 2016/10/17(月) 23:38:48|
  2. 日々のレッスンから

何年やっても難しい

ピアノを弾くことの難しさは、成長とともにその内容が変わりながらも、何年やっても必ず何かしらあります。
それはピアノを弾いていくなかでの楽しさでもあるので、当たり前だとも言えるのですが、方や教える難しさというのは、なんとも頭が痛い。私の頭の出来の問題かもしれない.....

音を横に聞く(読む)ということってやはり難しいのですね。
旋律的要素は、大半の人が自然と横に聞いているのに対して、和声的要素はどうも分裂しがち。対旋律ですら危うい。
だからこそ対位法作品を小さい頃から馴染ませてきたつもりなのだけど、やはりそれだけでは足りないみたい。
古典のソナタで主旋律を読み違える(解釈の幅の問題とは別に)事態が発生して、レッスン中新喜劇バリにこけました。
ということで、現在全員教え方変更中です。幸いどの生徒さんも頭がよろしく、私のこの拙い説明と汚い文字と下手な絵でもちゃんとわかってくれています。。。

さぁ、さっさとソルフェ新クラスの立ち上げ準備をしよう。

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  1. 2016/10/16(日) 08:14:14|
  2. 日々のレッスンから

音楽理論を演奏に役立てるために・・・

私が演奏をするときに、唯一頼りにできるものは「楽譜」です。
もちろん、作曲の背景や様々なアーティストの演奏など、勉強をする材料は山のようにあります。
それらを学びながらも、最後まで手放すことができない演奏の根拠は、楽譜に求めるしかありません。

ですから、私もレッスンをするときには「楽曲解釈」というものを少しずつでも理解してもらいたいと思い、指導内容を考えています。
ただ、幼いお子さんに難しい理論はわかりませんし、その理論というものもその知識だけが先行してしまっても、実際の演奏にどう生かしていけるか、難しい問題です。

最近ソルフェージュのクラスで、少しずつ楽典の勉強をはじめています。
ただ楽典というと、最初のうちは音楽の仕組みの小さなもの(例えばリズムだとか音程だとか・・・)をコツコツ学ぶことが一般的です。
私自身も、いざ楽典の勉強といわれて始めたときは、何の役に立つかわからない音程からはじまり、それが音階をどのように作るかと続き・・・・・初めの1年は、正直これがどこにどうつながるのか想像することもできず(想像することを必要とされないまま)、知識としてただ覚えていったものです。

その後、高校で和声学や対位法を勉強するようになって、なんとなくそれらの理論をつなげる必要性が出てきて、何の目的もなく覚えた理論が混乱したことをよく覚えています。

ですので、とりあえず「この先にこの理論がどう役に立つのか」
または、「今この理論を演奏の中でどう生かすか」
このあたりが失われてしまわないように、指導方法を考えています。

細かい理論が後回しになってしまっていることはマズイと思いながらも・・・。

で、先日は和音の機能(トニックとかドミナントとか)を。
いつも通りの下手な絵を使った手作りプリントを用意して(作るのに1時間かかった。主に絵の部分に。)
とにかく「ドミナントってすごいんだぞー」というところに的を絞って。

今日それがちょっと役に立ちました。
モーツァルトのソナタの第3楽章で、ドミナントの妙技を発見。
今後のレッスン数回かけて実感することだと思います。

・・・と、何か言いたいかわからない記事になってしまいました。このあたりで久しぶりのブログ終了。
  1. 2016/05/26(木) 21:52:55|
  2. 日々のレッスンから

音大受験が終わりました

大学受験シーズンがいよいよ終わりました。
私の教室にも、今年は音大受験生がおりましたので、最後までしっかりレッスンが続いておりました。

結果は・・・

桐朋と東京音大の演奏家コースの2校から合格をいただきました。
よく考えた結果、私の恩師、迫先生に師事したいとの思いから、東京音大の演奏家コースに入学することが決まりました。

この生徒さん、私のもとへ来たのが1年前。
現役で音大を受験するも志望校に届かず、いろいろ悩んで私のもとへ来てくれました。
当初の状態は、1年でなんとかなると確約できるような演奏ではありませんでしたが、
本人の熱意と真面目さに、私もできるだけのことをしようと決意し、お引き受けした生徒さんです。

真面目で繊細な生徒さんで、この1年必死にもがいてきました。
楽譜の解釈も浅く、演奏技術的にもまったく整理できていない状態。
とても真面目なので、もっと精密なレッスンを受けてくるべきなのに、
彼女の持つ技術的な問題点を具体的に解決されることもなく、
音楽の基本的な解釈を身に付けられる、細かいアドバイスもない。
これまでは、そんな環境だったのだと思います。

その状態から急上昇させるために、レッスンには多くの時間を割き、様々な切り口で音楽を見て、聞いて、解説して・・・
テクニック面も、現状から、一時的でも崩れてしまうことの無いよう、慎重に身体の使い方を変え、
身体の負担が大きくなりすぎないようなテクニックを教えてきました。

そして本人もたくさんの音楽を聴いて、毎日たくさん練習して、見事合格。

ようやく一年間の苦しみから脱して、新たな大学生活が始まります。
大学入学は決してゴールではありません。
音大に通えばうまくなるわけでもありません。
音楽を学ぶということは、コンクールに通ることが目的でもありません。
常に広い視野と、探求心、好奇心を忘れず、音楽家として学び続けてくれることを願っています。

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  1. 2016/03/19(土) 21:41:36|
  2. 日々のレッスンから
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